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8月6日は世界ではじめて広島市に原子爆弾が投下された日。
8月9日は世界で最後に長崎市に原子爆弾が投下された日。(そして、どうか最後であってほしいと願います)
64年前のあの日、こんな暑い8月に、広島市と長崎市は数千度の暑さだったといいます。
がんばって想像しても想像できないのです。
おじいちゃんは長崎市で、爆心地の1キロもないところで被爆したそうです。
ぴかっと光った瞬間にとっさに柱の影に隠れて、気づいたら一緒に工場で働いてた同級生はみんな倒れてたと、小さいころから聞いてます。でも、ここまでしかきいてません。詳しくはきいてない。言いたくないのか、覚えてないのか、それ以上詳しい話は聞けなかったりします。
先月、すごく久しぶりに原爆資料館を訪れて、改めて原爆の恐ろしさを感じました。
8月5日は長崎市の平和公園を訪れました。あの日、水がほしくてでも飲めなくて倒れていった人たちのために、お水をかけました。せめて、平和を祈り、こうやって水をかけることしかできない。
これからできることは、おじいちゃんからの体験をいつか子供ができたら、原爆の悲惨さ恐ろしさを伝えることくらい。
戦争は悲しみや苦しみ憎しみしかうまないし、こんな恐ろしい核兵器は本当にいらなーい!と思うのです。
核保有国の指導者たちは、ぜひヒロシマナガサキを訪れてほしいな。
蝉がいそがしく鳴く8月は、戦争について考えたり、奇跡的に助かったおじいちゃんが命のバトンをあたしたちにつないでくれたことに感謝する月なのでした。